更新日: 2022.03.05 03:18
スズキのリンスが開幕戦初日総合トップタイム。マルク・マルケスは総合2番手/MotoGP第1戦カタールGP
フリー走行2回目はカタールの現地時間18時から始まり、陽が落ちてコース上は照明に照らされ、気温と路面温度も気温23度、路面温度26度に変化した。日曜日の決勝レースも、今季は現地時間18時のスタート予定となっている。フリー走行2回目が、より決勝レースに近い環境だと言える。
始まった走行では、フリー走行1回目同様にアレイシ・エスパルガロ(アプリリア・レーシング)がトップに立った。2番手にはマルク・マルケス、3番手にはミルが続く状況。このセッションでも、クアルタラロは総合8番手付近につけていた。
セッション終盤、残り時間が10分になると、リンスがトップタイムをキープ。さらに2番手にはミルが浮上し、スズキが1番手、2番手を占めた。残り時間2分を切ってマルク・マルケスがリンスのタイムを上回るも、リンスがマルク・マルケスのタイムを更新。再び1番手に浮上する。
リンスは1分53秒432を記録してフリー走行2回目をトップタイムで終え、2022年シーズン開幕戦カタールGP初日を総合トップで締めくくった。2番手にはマルク・マルケスが続き、3番手にはミルがつけ、スズキのライダーふたりがトップ3に入っている。
4番手はホルヘ・マルティン(プラマック・レーシング)、5番手がフランコ・モルビデリ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)。クアルタラロは8番手で初日を終えている。中上はこのセッションで12番手だった。
また、フリー走行1回目でトップ10に入らなかったドゥカティ勢だが、フリー走行2回目ではマルティンが4番手、ミラーが6番手、バニャイアが10番手だった。一方、フリー走行1回目でトップだったビンダーは15番手で、KTM勢としてはミゲール・オリベイラ(レッドブルKTMファクトリー・レーシング)の13番手が最上位となった。