レクサスのフラッグシップセダン、5代目『LS』発売。価格は980~1680万円
▽GA-Lプラットフォーム
●GA-Lプラットフォームを基に、慣性諸元を追求。アルミ部材を積極的に採用しながら、エンジンなどの重量物を車両中心近くに配置し、軽量化やセダンとして理想的な重心高、前後重量配分とした。また、ボディはねじり剛性向上などの高剛性化により、優れた操舵応答性、操縦安定性を実現
●GA-Lプラットフォーム用に開発したハイマウントマルチリンクサスペンション(フロント)とマルチリンクサスペンション(リヤ)のブッシュ特性に改良を加えるとともに、新開発したエアサスペンションを採用することで、優れた操縦安定性と上質な乗り心地を実現
●新ウレタン素材のフードサイレンサー、3層構造のダッシュサイレンサーを採用したほか、吸音材・遮音材の最適配置やフラッシュサーフェスウインドウの採用などにより、LSの静粛性をさらに進化
▽“F SPORT”
●“F SPORT”ならではの走行性能を実現するため、VDIM*7は、VGRS*8、EPS*9、DRS*10を統合制御するレクサスダイナミックハンドリングシステム(LDH)*11に、アクティブスタビライザー*12を協調制御させることで、新たに車両のロールや上下運動も含めた統合制御を可能とした。これにより、フラットな車両姿勢と質感の高い乗り心地を実現。あらゆるシーンで優れたステアリングレスポンスと安心感を提供
●専用の20インチベンチレーテッドディスクブレーキ、20インチランフラットタイヤ&ホイール(前後異サイズ*13)を採用し、優れた操縦安定性を実現
LEXUSならではの「おもてなし」を実現する快適装備
●シートには、エアブラダ(空気袋)により背中から大腿部にかけて押圧するリフレッシュ機能*14を採用。押圧の強さ、パターンを好みに合わせて選択することで心身のリフレッシュに寄与。さらに後席には専用ヒーター*15を搭載し、局部的に温めることを可能としたことでより心地よいリラクゼーションを提供。また、フロントシートにはドライバーの体格を問わず高いホールド性を確保しながら、長時間座っていても快適であることを目指し、最適なサポート位置をきめ細かく設定できる28Way調整式フロントパワーシート*16を採用
●リヤシートは、人間工学に基づき、乗降からくつろぎの姿勢まで細かく調整できるオットマン付きの22Way調整式リヤパワーシート*17を設定。また、従来のスイッチ類をアームレストのタッチパネル式のリヤマルチオペレーションパネル*18に集約し、オーディオ、エアコン、シート、リラクゼーション、照明を分かりやすいグラフィックにより、直感的な操作を可能とした
●乗員の体温を検知して空調機能を統合制御するレクサスクライメイトコンシェルジュでは、赤外線人体表面温度センサーを従来のリヤシート(2席)に加えて、フロントシートにも採用*18し、乗員それぞれにより快適な室内空間を提供
●電子制御エアサスペンションは、乗降時に最大30mm車高を上昇させる制御により、乗り降りのしやすさをサポート。また、フロントシートには、ドアを開けるとバックルが上昇し、シートベルトを締めるとバックルが下降する前席イージーアクセスバックル*18を採用し、よりスムーズな乗降を支援
●ナビゲーションシステムは12.3インチワイドディスプレイを採用したほか、クラウドと車載機でのルート探索を融合したハイブリッドナビゲーションシステムを採用。センターでの最新の交通情報を基に、より短時間で到着する最適なルートを車載機へ配信。また、発話内容、状況に応じて車載機とクラウドでの音声認識を自動で使い分け、自然な発話での操作が可能となったハイブリッド音声認識機能や新世代のリモートタッチにより高い操作性を実現
●サウンドシステムは、リアルなヴォーカル再生、豊かで力強い低音再生を実現。さらにオプション設定の新開発マークレビンソンリファレンス3Dサラウンドサウンドシステム*19は、天井スピーカーを含む23個のスピーカ―によりコンサートホールのような臨場感を実現
●両手がふさがっている状態でもリヤバンパーの下に足を出し入れすることで開閉が可能なハンズフリーパワートランクリッド*16のほか、後席に乗員がいない場合、視界確保のためにドライバーのシフト操作に応じてリヤシートをリクライニングさせ、後方視野拡大に寄与する後席自動リクライニング機能*18を採用し、利便性を向上