トヨタ、『カローラ ハッチバック』をNYショーで初公開。国内導入は今夏を予定
新型カローラハッチバック(米国仕様)の主な特長
1.スポーティでたくましいエクステリアとシンプルで上質感のあるインテリア
エクステリアのデザインコンセプトは“シューティングロバスト”です。“シューティング”はスポーツクーペの要素を持つ勢いのあるスタイリングを意味し、“ロバスト”は骨格のたくましさ・力強さや基本性能の高さを意味しています。
TNGAのプラットフォームにより、現行型よりも全高を1インチ[25mm]低くし、全幅は1.2インチ[30mm]広く、全長・ホイールベースは1.5インチ[40mm]伸ばすことで、踏ん張り感のある低重心でワイドなシルエットを実現しています。
フロントは、台形形状の大型ロアグリルにアッパー部を合わせることで立体的な造形へと進化した“キーンルック”を表現し、カローラハッチバックのスポーティさやワイド感を示しています。ヘッドランプには、J字形状に光るBi-Beam LEDを採用し、スタイリッシュなフロントデザインを際立たせています。
リヤは、サイドからセンターのバックドア周辺に向けて大きく絞ったフォルムにし、両サイドは、大胆に張り出したフェンダーやバンパーサイドの造形により、立体的かつワイドなデザインを実現しています。バックドアには樹脂材料を採用し、軽量化だけではなく、前方への傾斜角がより大きい形状を可能にすることで、スポーティな外観を引き立てています。
主要諸元
ホイールベース:104.0インチ[2,640mm](現行型+1.5インチ[40mm])
全長:172.1インチ[4,370mm](同+1.5インチ[40mm])
全幅:70.5インチ[1,790mm](同+1.2インチ[30mm])
全高:54.1インチ[1,435mm](同-1.0インチ[25mm])
インテリアのデザインコンセプトは“センシュアスミニマリズム”です。スポーティで力強いエクステリアに対して、インテリアでは、スッキリとした上質さで感性に響く空間を追求しました。
薄型インパネと連続したドアトリムにより、心地よい開放感のある空間を演出しています。また、幅広で高さのあるセンターコンソールにより、安定感やワンランク上の車格感を実現しているほか、ピアノブラック素材にアクセントとしてシルバー加飾やステッチを施すことで、上質感を演出しています。
新開発のスポーツシートは、ドライバーがより自然な姿勢で運転ができて、助手席の乗客はより乗り心地の良いドライブを楽しめるようクッション材を改良するとともに、フロント座席のヒップポイントを低くしてホールド性を徹底的に追求しました。