『ジャガーF-PACE』2019年モデル上陸。550PSの高性能版”SVR”も追加
トラクションとダイナミクスを最適化するリヤ・エレクトロニック・アクティブ・ディファレンシャル(EAD)をF-PACEとして初搭載し、クイックシフト・トランスミッション、電動パワーアシスト・ステアリング(EPAS)、インテリジェント・ドライブライン・ダイナミクス(IDD)、アダプティブ・ダイナミクス、トルク・ベクタリング、ダイナミック・スタビリティ・コントロール、AWDシステムなどの駆動系をSVR専用に最適化。
また専用チューニングを施したシャシーに改良型ダンパーを採用し、フロントとリヤのスプリングレートはそれぞれ30%と10%向上。アンチロールバーを組み込みロールを5%低減した上、改良型ブレーキにはフロント395mm、リヤ396mmの2ピース構造ブレーキディスクを採用し、軽量化とSVRの敏捷性のあるハンドリングを実現している。
そのパフォーマンスを視覚的に訴えるエクステリアでも、ひと回り大きいエアインテークをもつフロントバンパー、エンジンルームの冷却を高めるボンネットベント、高速走行安定性を向上させるフェンダーベント、揚力と抗力を低減させるリア・フリップ・スポイラー、テールランプ下に配置したリア・サイドベント、気流を整えエアロダイナミクスを高めるリヤ・サイドストレーキ、クアッドパイプなど、エアロダイナミクスや冷却性能、高速走行安定性に寄与する専用パーツを多数装備し、足元にはダイヤモンドターンドフィニッシュの21インチ5スプリットスポーク“スタイル5080”ホイールを装着している。
このSVR追加により、『ジャガーF-PACE』全体では14グレードのラインアップが構築され、ガソリンでは2リッター直列4気筒直噴ターボが2機種、3リッターV6スーパーチャージドに5リッターV8スーパーチャージドも加わり、2リッター直列4気筒ディーゼルと合わせて5種類のパワートレインが用意され、価格は656万~1272万円となっている。
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