更新日: 2019.03.08 12:26
アストンマーティン、V6ターボハイブリッド搭載のハイパーカー第3弾『AM-RB 003』を世界初公開
車体構造はヴァルキリー直系モデルの証として、軽量なカーボンファイバーを採用。同時に共通コンセプトを備えたアクティブサスペンションと電子制御システムが移植されている。これに加えて優れた既存のハイパーカーを凌ぐエアロダイナミクスを持つAM-RB 003はドライバーに最高レベルのドライビングプレジャーを提供するという。
気になる心臓部はコクピット後方に置かれる。すなわち同モデルがアストンマーティンにおける3台目となるMRハイパーカーであることが分かる。また、搭載されるエンジンもトピックスのひとつで、アストンマーティン製V6ターボ・ハイブリッドエンジンの採用がアナウンスされた。
この発表は現在、フラッグシップの『DBSスーパーレッジェーラ』をはじめとする最新モデルに他社製エンジンを搭載するアストンマーティンが、エンジンを自社製造する自動車メーカーとして復活することを意味している。
「アストンマーティンがエイドリアン・ニューウェイとパートナーを組んで『ヴァルキリー』および『ヴァルキリーAMR Pro』を製作するための素晴らしい旅に乗り出したとき、私はそれが長期的なコラボレーションに発展することを望んでいました」と語るのはアストンマーティンのアンディ・パーマー社長兼グループCEO。
「これらのプロジェクトは現在、走行可能な最初のプロトタイプのテスト走行が開始され、信じられないほどエキサイティングな段階へと突入しています」
「この特別なパートナーシップが『AM-BR 003』でも継続されることになり、大変うれしく思っています。我々の第3のハイパーカーは、ヴァルキリーのDNAを受け継いでいるだけでなく、アストンマーティン初の量産ミッドエンジン・スーパーカーにも影響を与えることになるでしょう」