ニッサン、電動4輪制御技術『e-4ORCE』発表。スポーツカーに匹敵するパワーとハンドリングを実現
2020年1月7日
プレスリリース
日産自動車株式会社(本社:神奈川県横浜市西区、社長:内田 誠)は、新たな電動駆動4輪制御技術『e-4ORCE』で、電気自動車の性能をさらに押しあげます。
e-4ORCEは瞬時にトルクを4輪に伝え、多くのプレミアム・スポーツ・カーに匹敵する安定したパワーとハンドリングを実現しています。
e-4ORCEの“e”は、100%電気自動車の電動駆動に由来しています。また、『4ORCE(フォース)』は、物理的なパワーとエネルギーに四輪駆動の“4”を掛け合わせました。
日産自動車で研究・先行技術開発を担当する専務執行役員の浅見 孝雄は、「e-4ORCEは正確なハンドリングと安定性で、ドライバーに今まで以上の安心感とワクワク感をご提案します。この技術により、滑りやすい道でも思い通りのコーナリング性能と高いトラクション性能を実現するほか、乗る人すべてに快適な乗り心地を提供します」と語りました。
e-4ORCEは、日産GT-RのATTESA E-TS電子制御トルクスプリット四輪駆動システムおよび日産パトロールのインテリジェント4×4システムの開発実績を通じて生み出されました。e-4ORCEは電気自動車のスムーズで安定した出力とブレーキ性能の実現を目的に開発されました。
その快適な乗り心地は、車体の振動を最小限に抑えるe-4ORCEならではです。フロントモーターに加え、リヤモーターの回生ブレーキも併せて活用することで、渋滞時でも揺れが少なく、快適に過ごせます。
同様に、凹凸のある路面や、加速時には、モーターを最適にコントロールすることで車体姿勢の変化を抑え、快適なドライビングを提供します。
さらに、モーターの駆動力やブレーキをきめ細かくコントロールすることで、高いライントレース性能を実現し、ドライバーに安心感を与えます。どのような路面状況においても、自信をもって運転できるため、初心者の方は滑りやすい道でもドライビングをより楽しむことができます。
CES2020会期中は、日産ブースでe-4ORCEを搭載したゼロ・エミッション・クロスオーバーの『ニッサン・アリア・コンセプト』を展示するほか、同技術を搭載したテストカーもラスベガス市内で併せて公開します。CES2020はラスベガス・コンベンションセンターにて1月7日から10日まで開催されます。是非、北ホール(6306)の日産ブースにお越しください。
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