投稿日: 2017.05.15 12:51
TOYOTA GAZOO Racing 全日本F3第3大会富士 レースレポート
トヨタ自動車 プレスリリース
首位の車両がスタート直後からハイペースで逃げ、4周目には2位坪井との差は4.2秒に。しかし、その後は坪井がペースアップ。周回遅れが現れるレース終盤には一気に差を詰め、13周時点でその差は1秒以内に。翌周のストレートからTGRコーナー(1コーナー)進入で並びかけるも逆転はならず。
ペースの上回る坪井は更に追撃を続けたが、ファイナルラップのTGRコーナー進入で接触。スピンを喫した坪井は車両にダメージを負い、3位でチェッカーを受けたものの、接触で決勝結果に30秒加算のペナルティを受けることとなり、7位という最終結果となった。
宮田は最後までタイヤの暖めに苦しみ、7位でチェッカーを受けたが、坪井のペナルティと、失格車両があったことで5位フィニッシュとなった。
14日(日)は空に雲が残っているもののドライコンディションで、午前11時25分から第7戦決勝(21周)がスタート。最前列2番手の坪井は、後方から好ダッシュを決めたライバルと、3番手スタートの宮田にもかわされ4位に後退。
坪井はペースの上がらない宮田を4周目のTGRコーナーでかわし3位、更に8周目にも1台かわして2位へ浮上。首位を追ったが、セッティングの違いによりレース終盤になると坪井のタイヤ摩耗が厳しくなり、じりじりと引き離されることに。
しかし、首位の車両が周回遅れとなったNクラス車両を抜きあぐねる間に坪井が猛追。18周目には1秒以内へとその差を詰めたが、惜しくも逆転には至らず、2位でフィニッシュ。宮田が3位で続き、2台揃っての表彰台を獲得した。
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