更新日: 2017.06.21 15:47
ENDLESS SPORTS ST-X/ST-4クラス 2017スーパー耐久第3戦鈴鹿 レースレポート
ENDLESS SPORTS
スーパー耐久シリーズ 2017第3戦鈴鹿サーキット
開催日:2017.6.10~11
サーキット:鈴鹿サーキット
チーム体制:ENDLESS SPORTS
ドライバー:YUKE TANIGUCHI/山内英輝/元嶋佑弥
予選結果:5位
決勝結果:2位
シリーズランキング:ST-X CLASS 1位
[予選/6月10日(土)]3号車 5位
Aドライバー/YUKE TANIGUCHI 5位 10:25~10:45 ドライ
Bドライバー/山内英輝 3位 11:15~11:35 ドライ
Cドライバー/元嶋佑弥 4位 11:50~12:20 ドライ
今シーズンも第3戦に組まれたのは鈴鹿ラウンド。昨シーズンに引き続き、今シーズンも敗者復活レースともいうべき[セカンドチャンス100]が組まれた。当チームのGT-Rが走るST-Xクラスは、昨シーズン、[セカンドチャンス100]という枠から外され、タイムアタック方式の予選で基準タイムさえクリアできれば決勝レースに進出できた。
しかし、今シーズンはタイムアタックの予選で決勝に出きる台数は5台。通過できなかった残り3台は土曜日の夕方に行われる100分のレース[セカンドチャンス100]を走り、クラスの上位2台に入らないと決勝レースで走ることができない。
これまでの当チームの走りからすれば、タイムアタックの予選で上位5台に入れるとは思うが、何があるか分からない。アタック中に赤旗が出ることだってあるし、コース上に落ちているパーツを拾うことだってある。とにかく、慎重にいくことに越したことはない。結果から言うと5番手……。大きな問題を抱えていたわけではないので[セカンドチャンス100]にいくことはなかったが、こういうこともあると言うことを痛感させられる予選だった。
AドライバーでアタックしたYUKE TANIGUCHIは、レーシンググローブが滑ってしまい、攻めきれず緊急ピットイン。グローブを交換して再アタックするがすでにタイヤの美味しいところが終わっていて思うようにタイムが伸ばせず5番手に沈む。
Bドライバーの山内はまずまずのタイムをだすことはできたが、フェラーリがこの鈴鹿でも速く、開幕から3連続ポールを獲得。それ以上に効いていたのが、上位入賞マシンに課せられるウエイトハンディだった。まさにボディブローといった感じで決勝でもジワジワと効いてくことが予想された。
結局、A/Bドライバーの合算タイムは5番手。Cドライバーの元嶋は決勝に備えたセットでチェックを行う走りをした。
[決勝/6月11日(日)] 3号車 2位
12:34スタート 4時間レース(16:35チェッカー) ドライコンディション
25℃を超え、夏らしさを感じた前日に比べると、決勝当日は梅雨雲に覆われていた。早朝のフリー走行では各部のチェック、さらには決勝セッティングの確認を行った。
最大のライバルでもある1号車のGT—Rは、当チームより20㎏重いウエイトハンディを課せられているためか、これほどまでの速さがみられない。ウエイトハンディが10㎏と少ない99号車のGT-R。フェラーリ、ポルシェも速い。とは言っても、今回は飛び抜けて速いマシンがいないから勝てるチャンスも十分にある。