更新日: 2016.05.04 02:15
ポルシェ カレラカップ ジャパン第3-4戦 予選
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016 第3-4戦 予選 レポート
小山町. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:七五三木 敏幸)とポルシェ カレラカップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2016第3-4戦予選を富士スピードウェイ(静岡県)にて、2016年5月3日(火)に開催いたしました。
PCCJ2016第3-4戦(富士)公式予選
天候:晴れ 路面:ドライ
ポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)の2016年シーズン第3-4ラウンド、富士がゴールデンウインーク只中の富士スピードウェイスーパーGT第2戦と併催された。今大会には、年間エントリー19台の他に1台のゲストエントリーがあり、合計で20台のType991型カップカーが富士スピードウェイのメインコースに揃った。
快晴、ドライ路面かつ外気温は20℃程度という良好なコンディションで行われた予選では、開幕レース岡山国際のトップクラスが予想どおり最初からリーダーボードの上位を占めていった。まず現在ポイントリーダーの#78近藤翼に続いて、#9武井真司、#7星野敏の3人が1分44秒台のタイムを記録すると、#14三笠雄一がその間に割って入り、前日に行われた公開練習でひとり43秒台前半のタイムをマークして気を吐いた#36坂本祐也がトップクラスに加わるという展開となった。最初のフレッシュタイヤでオーバーオールクラスを戦うトップ4が43秒台後半のタイムを記録した頃、30分の予選セッションの半ばが過ぎ、各車続々とピットイン。2セット目のフレッシュタイヤを投入するチームが大半を占める一方で、スカラシップドライバーの三笠はあえてフレッシュタイヤを予選日の午後に行われる第3レース決勝に温存する作戦に出て、グリッドポジション争いに影響が出るかと思われた。しかし近藤、坂本ともに2セット目のフレッシュタイヤでのタイムアップは果たせず、結果的に3日に行われる第3レース、4日に予定されている第4レースともにポールポジションは近藤、2番手三笠、3番手坂本、4番手武井の順でスタートが切られることになった。第4戦はウェットレースとの予報だが、フレッシュタイヤ1セットを残した三笠が、第3戦でどういう戦略でポールシッター近藤を攻めるか、予断を許さない状況だ。
ジェントルマンクラスでは第3戦、第4戦ともに星野がクラストップの5番手グリッドからスタートするが、予選ベストタイム(=第3戦のスタートグリッド)では0.136秒差で#24剛覇矢人が、セカンドベストタイム(=第4戦のスタートグリッド)では#25内山清士が0.173秒差という僅差で6番手ポジションからスタートするため、こちらのレース展開からも目を離すことはできない。
PCCJ第3戦は5月3日(火)16:15、第4戦は5月4日(水)10:50にスタートが切られる予定となっている。
PCCJ公式予選(第3戦スタートグリッド)
Pos. Car# Driver (Class) Car Name Time
1 78 近藤翼(O)スカイレーシング 1’43.497
2 14 三笠雄一(O)ガーミンポルシェ 1’43.619
3 36 坂本祐也(O)ミツワオートGT3カップ 1’43.717
4 9 武井真司(O)BINGO RACING 1’43.987
5 7 星野敏(G)D’station 991 1’44.276
6 24 剛覇矢人(G)みきゃん スペンダー GT3 1’44.412
7 25 内山清士(G)エヌケーレーシング 1’44.444
8 2 田島剛(G)タジマレーシング 1’44.534
9 99 佐野新世(G)SKAD PORSCHE 1’44.593
10 32 永井秀貴(G)ナインレーシング 1’44.605
11 6 米倉正憲(G)GRacing 1’44.722
12 98 IKARI GOTO(G)チームトーエイスピリット 1’44.736
13 10 齋藤真紀雄(G)BINGO RACING 1’44.764
14 19 小林賢二 KDCナインレーシング 1’44.912
15 47 TAD JUN JUN muta racing 1’44.975
16 77 浜崎大(G)GRacingVentiler 1’45.038
17 51 ポール イップ(G)PACE 1’45.291
18 66 ブライアン リー(G)GTO Racing 1’45.855
19 23 滝澤智幸(G)イエローコーンGT3 1’46.101
20 52 春山次男(G)はるやまRacing TEAM 1’46.388
——- 以上予選通過 ——-