更新日: 2018.04.26 18:08
ポルシェカレラカップ ジャパン 2018第3・4戦富士 プレビュー
ドライバーで注目を集めるのは、第1・2戦の岡山大会で活躍したPCCJジュニアプログラムドライバーである#18 上村優太と#19 片山義章の二人。今年初参戦の#19 片山は、第1戦で雨が降り出すなかスリックタイヤで勝負に出て大逆転し、見事にデビューレースで初優勝を成し遂げた。
#18 上村は予選で岡山のPCCJコースレコードを更新、そして2戦連続でのポールポジション獲得とPCCJジュニアプログラムドライバーとしての実力をアピール。レースは第1戦が2位、第2戦では予選で記録したタイムを上回るニューコースレコードをマークしてポール・トゥ・ウインを飾った。この若手ドライバー2人の前には、昨年PCCJ初のオーバーオールとジェントルマンクラスのダブルチャンピオンを獲得した#9武井真司、2016年のPCCJシリーズチャンピオンである#78 近藤翼、#7星野らがライバルとして立ちはだかる。
各ドライバーは富士合同テスト、岡山大会を通じてニューカップカーにも乗り慣れてきているだけに、さらなるタイムアップにより富士のPCCJコースレコード更新は大いにありうる。
一方のジェントルマンクラスは岡山大会で、PCCJ初参戦の#20 鈴木宏和が2戦連続でクラス・ポール・トゥ・ウインを飾った。実力が拮抗しているなかでの2連勝だけに、富士でどのようなパフォーマンスを見せるのか注目される。
そのライバルは、第1・2戦で表彰台を獲得した2013年ジェントルマンクラスチャンピオンの#2 田島剛、#32 永井秀貴、#98 IKARIなのか、第1・2戦の屈辱に燃えるドライバーたちなのか。新規参戦のドライバーの実力も高く、例年以上に熱きバトルが展開されるはずだ。
PCCJ第3戦と第4戦 モービル1チャレンジ 富士大会のスケジュールは、専有走行が5月2日(水)9時00分~9時25分、12時00分~12時25分の2セッション。予選は5月3日(木・祝)11時00分~11時30分の予定で1回のみ。そして15周で競われる決勝レースは、第3戦が3日(木・祝)16時00分、第4戦 モービル1チャレンジ が4日(金・祝)12時00分にスタート予定となっている。