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投稿日: 2018.04.30 15:51
更新日: 2018.04.30 16:01

スーパー耐久第2戦はD’station Porscheが逆転優勝。ST-TCRはホンダ新型シビックが開幕2連勝飾る


国内レース他 | スーパー耐久第2戦はD’station Porscheが逆転優勝。ST-TCRはホンダ新型シビックが開幕2連勝飾る

 70周でトップの82号車Phoenix Racing Asia R8が2回目のピットインを行うと、上位陣も次々に2回目となるルーティーン作業のためにピットへ。82号車は2番手のD’station Porscheに50秒近いリードを築いていたが、初めてのSUGOに慣れないアウのペースがなかなか上がらない。

 ここでD‘station Porscheの近藤がトップを3秒ほど上回るペースで猛追。105周目には簡単にトップを奪うとそのまま124周のチェッカーまでトップを譲ることなく昨年最終戦以来の優勝を遂げた。

2018年シーズン初優勝の星野敏/荒聖治/近藤翼組
2018年シーズン初優勝の星野敏/荒聖治/近藤翼組

「燃費が心配だったのでFCY時に給油だけを済ませましたが、星野さんが素晴らしい走りを見せてくれました」と笑顔の荒。3位には、最後のスティントで黄旗追い越しのペナルティを受けたスリーボンド日産自動車大学校GT-Rがゴール。金曜日の練習走行で大きくマシンを壊したが、メカニックの徹夜作業からの表彰台獲得だった。

新型シビックTCRで開幕2連勝を挙げた植松忠雄/中野信治/大津弘樹組
新型シビックTCRで開幕2連勝を挙げた植松忠雄/中野信治/大津弘樹組

 ST-TCRクラスは、開幕戦優勝の97号車Modulo CIVIC TCR(植松忠雄/中野信治/大津弘樹組)が、序盤に植松の素晴らしい走りで5番手スタートからトップを奪うと逃げ切って連勝。ST-1クラスは31号車Nissoku Porsche 991GT3Cup(JACK/影山正美/富田竜一郎組)が優勝、ST-2クラスは59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比等至/井口卓人/石坂瑞基組)が連勝した。

31号車Nissoku Porsche 991GT3Cup(JACK/影山正美/富田竜一郎組)
31号車Nissoku Porsche 991GT3Cup(JACK/影山正美/富田竜一郎組)
59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比等至/井口卓人/石坂瑞基組)
59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比等至/井口卓人/石坂瑞基組)
15号車岡部自動車 T-MAN Z34(長島正明/小松一臣/坂本祐也/勝亦勇雅組)
15号車岡部自動車 T-MAN Z34(長島正明/小松一臣/坂本祐也/勝亦勇雅組)

 ST-3クラスは、マークX、フェアレディZ、RC350と3台の車両による激しいトップ争いが演じられたが、15号車岡部自動車 T-MAN Z34(長島正明/小松一臣/坂本祐也/勝亦勇雅組)が抜け出して優勝した。

 28日に行われたグループ2のレースには、ST-4、5両クラスとも12台ずつが参戦。スタートから1時間ほどでセーフティカー(SC)が約20分導入され、この間にST-4クラスの多くは次々に2度のピット作業を終わらせた。

 レース中盤には2度目のSC導入となり、55号車Sunoasis田中建築86(たしろじゅん/伊藤毅/大井貴之組)、86号車TOM’S SPIRIT 86(松井孝允/坪井翔/中山雄一組)、13号車ENDLESS 86(小河諒/高橋翼/花里祐弥/呉良亮組)の3台が激しい優勝争いを演じた。

 数周のバトル後、ポールスタートのTOM’S SPIRIT 86がトップを奪い昨年からの連勝記録を7に伸ばした。ST-5クラスはスポット参戦で予選8番手の67号車YAMATO FIT(安井亮平/池田歩)が、混戦を抜け出して初優勝を遂げた。

86号車TOM’S SPIRIT 86(松井孝允/坪井翔/中山雄一組)
86号車TOM’S SPIRIT 86(松井孝允/坪井翔/中山雄一組)
67号車YAMATO FIT(安井亮平/池田歩)
67号車YAMATO FIT(安井亮平/池田歩)


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