更新日: 2018.06.13 16:59
Le Beausset Motorsports スーパーFJ第3戦もてぎ レースレポート
一方、上田はスタートでほぼ最後尾まで後退したが、巻き返しも素早く2周目には7番手に浮上する。4周目からは1周1台ずつ抜いて、6周目に4番手に上がった後は、3台で2番手を争う格好に。
前を行くのは岡山シリーズのポイントリーダーも含んだ、いずれも遠征ドライバー。その状況において上田はしっかり競り合い、9周目の1コーナーで3番手に、そして最終ラップの90度コーナーで2番手にまで順位を戻しゴールを果たした。
今シーズン2回目のワン・ツー・フィニッシュを飾り、遠征のライバルにも負けることなく勝負ができたふたり。次戦は9月となるが、さらなる成長が期待される。
レース後コメント
坪松唯夫 チーム監督
「前日までの天候から大きく変ったことで、路面温度が低くグリップレベルの違いにドライバーがどのように対処出来るか見守ったが予選に関しては十分なほど落ち着いて走れていた。2人とも決勝の出だしが悪く後続に呑みこまれたが、それからのリカバーに成長の跡が見られた一戦だった」
神晴也
「スタートはストールしてしまいました。でも、スタート以外、特に最後の方はここまでの2戦以上に、どんどんスピードを上げて行くことができ、理想的に走れました」
「スタートで抜かれた後も気持ちは落ち着いていてミスなく走れて、相手のどこが弱いのか探して、見抜いていたので、すぐ抜くことができました。これからもスタートは課題です。一からまた、やり直したいと思います」
上田裕也
「スタートは完全に失敗してしまいました。ニュータイヤだったこともあって、思ったよりホイールスピンさせすぎてしまったのが原因です」
「雨の中の走りそのものは、以前よりも自信を持って行けたので、落ち着いていけば何とか戻せるかなと思っていて、実際そのとおりの結果にはなったのですが、今回は残念な2位という感じです」