更新日: 2018.09.10 18:48
全日本カートOKシリーズ 2018年第7戦/第8戦SUGO レースレポート
第8戦レポート:
朝日ターボ、独走で今季初優勝!
第8戦野予選ヒートを迎える時点でもまだ雨は降り続く。大方の予想通り、序盤から三村が独走へと持ち込んでいく。2番手には皆木駿輔(CrocPromotion/TM/DL)、3番手に平良響(CrocPromotion/TM/DL)とダンロップ勢が続き、佐藤蓮(Dragocorse/TM/YH)も4番手に浮上する。三村は独走のままチェッカーを受け、決勝のPPを獲得。皆木は初のフロントロー獲得となった。
決勝ヒートは皆木がオープニングラップにトップに浮上。しかし、すぐに三村がトップを奪う。そのまま予選同様に逃げるかと思われた三村をとらえたのが、雨での好調さが伝えられていた朝日ターボ(EXPRIT/TM/DL)。5周目にトップを奪うと、一気に三村を引き離していく。
ただひとり46秒台で周回を続ける朝日は、レース折り返しの段階で5秒以上のリードを確保。その後も終盤までペースを落とすことなく走り続け、今季初優勝を獲得。2位に三村、3位には終盤に追い上げた綿谷浩明(XENON/TM/BS)が入り初の表彰台を獲得した。
最終戦鈴鹿を残したこの段階で、ランキングトップとなったのは佐藤の199P。以下名取(172P)、三村(166P)、高橋悠之(157P)、佐々木(137P)と続き、この上位5位までがチャンピオンの権利を残し最終戦へ進むこととなった。

朝日ターボ/優勝ドライバーのコメント
「ぶっちぎりで勝てたのでうれしいです。第7戦も調子は良かったのですがそれだけで勝てるほどOKは甘くなく、第8戦では第7戦での反省点を活かして臨みました。チャンピオンの望みはないかもしれないですが、タイトル争いのキーマンになれるようなレースをしていきたいです」