更新日: 2018.09.26 19:25
新たなアウディRS3 LMS登場。86/BRZ Raceは50戦目を迎える/スーパー耐久第5戦トピックス
■順位ディスプレイをテスト運用
前回ラウンドの第4戦オートポリスで初装備された“レースポジション・ディスプレイ”が今回、ST-X車両でテスト運用された。
このディスプレイシステムは、インディカー・シリーズやIMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップでも採用されている厚さ数mmの樹脂製板にLEDが並べられたもので、コントロールタワーからの信号を受信して、各クラス順位が表示できるというもの。文字のカラーも数種類に切り替えることができるため、クラス区分も可能となる。
今回はST-Xクラスのリヤクォーターウインドウに装着され、赤い文字で順位を表示。ただし、テスト運用だったこともあり事前に何のアナウンスもなく、レース後に知ったメディアもいたほど。
視線でクルマを追いかけるなかで自然と現在のクラス順位が分かるだけに、2019年シーズンからの運用をぜひお願いしたいものだ。
■86/BRZレースが節目の50戦目を迎える
S耐第5戦もてぎでは、サポートレースとしてTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZレースが組まれていたが、何と今回が記念すべき50回目のレース開催ということで、決勝日のお昼にメインストレートのフラッグタワー下で記念撮影が行われている。
そんな50回目のレースのプロフェッショナルシリーズでは、予選で谷口信輝や佐々木雅弘といった優勝候補にマシントラブルが発生するひと波乱が。また、決勝でも菅波冬悟が初優勝を飾るなど相変わらず手に汗握る熱いレース展開となった。
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2018ピレリ・スーパー耐久シリーズの次戦、最終戦(第6戦)は11月3~4日、岡山国際サーキットで行なわれる。