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投稿日: 2019.07.09 11:47
更新日: 2019.07.09 12:28

86/BRZ第5戦富士:水谷大介、プロシリーズ参戦5戦目で初優勝。井口卓人が2位表彰台


国内レース他 | 86/BRZ第5戦富士:水谷大介、プロシリーズ参戦5戦目で初優勝。井口卓人が2位表彰台

 クラブマンシリーズのOPENクラスでは、予選終了直前に松沢隆弘(Uグループ・ペトロナス86)が橋本洋平(カーウォッチBS 86 revo)を僅差ながらもかわして、第2戦以来のポールポジションを手中におさめていた。

「並んだ位置が悪かったので、ごちゃごちゃしたところを走るより待ったほうがいいだろうと。赤旗が出ないかと少しドキドキしましたが、結果的に正解でした。アタックを終えたクルマのスリップストリームが使えたので。できればスタートでトップを守って、そのまま逃げたいですね」と松沢。

 3番手は神谷裕幸(N中部GRGミッドレス86)が、そして4番手は松井宏太(ネッツ青森アップルRC 86 DL)が獲得した。

 決勝では松沢がスタートに出遅れたのに対し、またしても橋本が好スタートを切って1コーナーをトップでクリアしていく。その直後に神谷と花里祐也(埼玉トヨタ・エンドレス86)が接触し、さらに松井は衝突を避けるべくオーバーラン。この混乱があったことで橋本はオープニングラップのうちに、結果的に2番手に留められた松沢に2秒の差をつけた。

 しかし、その後のペースに優ったのは松沢の方。予選6番手から順位を上げてきた、水野大(GRガレージ新大阪86DL)を従える格好で、橋本との差を徐々に詰めていたのだが……。

 3台がテール・トゥ・ノーズ状態になったところで、なんとセーフティカーが。ダンロップコーナーのアクシデントで3台がストップしたためだ。それが次の周の7周目には、赤旗中断となる。

 SCスタートでの仕切り直しになるが、それもわずか1周のみ。リスタートをまたしても完璧に決めた橋本は逃げ切りを果たして2連勝、3勝目をマークした。

「今回もスタートが決まったのが大きいですよね。今年はよくSCが出るんですけど、リスタートをどうやって決めようか、しっかり考えるようにもなって、それもうまくいっています」と橋本。2位は松沢が、そして水野が3位を獲得した。

 62台ものエントリーを集め、予選が2組に分けられたクラブマンシリーズのOPENクラスは、フロントローに並んだ今井清則(すごいねBR-ROM 86)とCANDY竹川(WAKO’Sネッツ東埼玉86)の一騎討ちになるかと思われた。が、竹川はグリッド位置停止違反のペナルティーでドライビングスルーを命じられ、順位を落としてからは今井の独走に。

 佐藤純一(ワコーズロゴス倉田86)と志賀俊方(C.S.i GR水戸インター86)、西澤嗣哲(C-ENGテックMS 86)が激しく争っていたこともあって、難なく逃げ切り果たし、「後ろがバチバチやってくれていたので、最後はペースを抑える余裕もできました。このレースでは初優勝です」と今井。一方、最終ラップのコカコーラコーナーで西澤にコースアウトもあり、2位は志賀が、3位は西澤が獲得した。

クラブマンシリーズEXPERTクラスを制した橋本洋平(カーウォッチBS 86 revo)
クラブマンシリーズEXPERTクラスを制した橋本洋平(カーウォッチBS 86 revo)
クラブマンシリーズOPENクラスを制した今井清則(すごいねBR-ROM 86)
クラブマンシリーズOPENクラスを制した今井清則(すごいねBR-ROM 86)


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