投稿日: 2016.10.24 12:53
更新日: 2016.11.18 17:20
更新日: 2016.11.18 17:20
S耐第5戦:KONDO RACING初の栄冠。24号車GT-Rが連勝で王座獲得
Naoyuki Hata
ST-2クラスでは、昨年の開幕戦以来の勝利を、RSオガワADVANランサーの下垣和也/松本武士/松本説秀組が挙げることとなった。そして、チャンピオンは2位でゴールのDAMD MOTUL ED WRX STIを駆る、大澤学/後藤比東至/檜井保孝組が獲得、クラス4連覇を達成した。
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「今年から大幅に体制を改めて、自分としてもやることが増えて大変だったんですが、こうしてまたチャンピオン獲れて、今までにない達成感があります」と大澤。
ST-3クラスは、またしてもMUTA Racing TWS IS350の堀田誠/阪口良平組が圧勝。終盤にはST-Xクラスの車両と接触する思いがけぬハプニングもあったが、ドライブしていた阪口の機転で最悪の事態は回避し、4勝目を挙げ悲願を達成した。
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「(ST-Xクラスの車両と)当たる直前にハンドルをまっすぐにして、ダメージをフェンダーだけに留めたのが良かった。そうでなければピットインだったでしょう」と阪口。そして初タイトルとなった堀田は、「まだ実感がわかないんですよ。後から計算間違いでした、なんて言われそうで(笑)。でも、レースをやってきて初めて『足跡』を残せましたから、これからジワジワ来るものだと信じています」と、笑顔で語っていた。
今シーズンのスーパー耐久締めくくりとなる最終戦は11月19~20日にオートポリスで行われる。