更新日: 2021.03.25 13:06
齋藤太吾「絶対に優勝という結果を出したいと思っていた」
PRESS INFORMATION
2016 AUTO SALON LIVE TOKYO
26SAT – 2016 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.1
27SUN – 2016 D1 GRAND PRIX EXHIBISION MATCH “Battle of TOKYO″
齋藤太吾(WANLI FAT FIVE RACING)が、追走優勝!
川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が単走優勝!
株式会社サンプロス(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区)は、ドリフト競技の最高峰イベントがおこなわれる『2016 AUTO SALON LIVE TOKYO』を、3月26日(土)・27日(日)の2日間、お台場NOP地区D1特設会場(東京都江東区青海お台場NOP地区)にて開催いたしました。
●観客動員3月26日(土):8,786 名 27日(日):10,668名 合計19,454名(2日間)
26日(土)に行われた、2016年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第1戦は、齋藤太吾(WANLI FAT FIVE RACING)が、2015年度のチャンピオンである川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)制して、追走優勝果たしました。また、単走優勝には、川畑真人が輝きました。
また、27日(日)には、今回はじめての試みとなる「D1クロス」「D1シンクロドリフト」や人気の「D1団体ドリフト」、迫力の「D1追走パドル」などのエキジビションマッチがおこなわれ、観客席とコースが非常に近い「お台場NOP地区特設コース」ということもこともあり、観客動員合計19,454名(2日間)と、大きく盛り上がる大会となりました。
なお、次戦Rd.2&Ex.は、4月23日(土)・24日(日)のFUJI DRIFTで、富士スピードウェイ・レーシングコース(静岡県)での開催となります。
【競技レポート】
D1グランプリシリーズの下位カテゴリーであるD1ストリートリーガル出身ドライバーなど、フレッシュな顔ぶれも多く見られた2016年の開幕戦。2年連続で、お台場特設コースが舞台となりました。
今回のコース設定は、一見これまでと大きく変わらない形状に見えますが、ちょっとした課題が設けられ、ヘアピン手前のアウト側が狭くなっている。あまり考えずに大きいラインで気持ちよくコーナーをつなげて走っているとコースからはみ出して大減点となってしまう。いっぽうで、ここはDOSSの非計測区間なので、いちど姿勢を立ててからヘアピンに向かってもかまわない。「お台場NOP地区特設コース」は、シビアなコントロールが要求されるレイアウトだった。
実際コースからはみ出して大きく減点され、予選不通過となったドライバーは多く。高得点のカギとなったのはおもに進入速度と振りのするどさであった。
●単走決勝
単走決勝は昨年までの1本勝負から2本勝負にもどったため、1本目にまずまずの得点を出していれば、2本目によりリスクの高いチャレンジをするドライバーも増えた。いっぽうで、決勝日のタイヤ本数制限が始まり、1本目で追走進出が確実な得点をとっていれば2本目の走行をキャンセルして、追走に向けてタイヤを温存するケースも出てきた。
このラウンドで新しい86をデビューさせていた今村陽一(OTG Motor Sports)だったが、朝のチェック走行でドライブシャフトを破損。リタイヤとなってしまった。
最初のグループでは、北岡裕輔(GOODYEAR Racing with Ito Auto)が大きい角度とアウトいっぱいまで使ったラインで99点台をマーク。トップに立つ。しかし、するどい振りを見せた廣田友和(GOODYEAR Racing with ST.GARAGE)、日比野哲也(K’SPEC MOTOR SPORTS BenSopra)がその得点をうわまわる。藤野秀之(WISTERIA with TOYO TIRES)は前日ほどの完成度の走りは見せられず、高得点はとったものの100点には届かない。日比野トップのまま最後の走者・川畑の2本目の走行になった。
川畑はここまで、あまり勢いのある進入を見せていなかったが、この2本目の走行では、高い車速から豪快な振りを見せ、そのあともいちはやくアクセルを踏み込んでスピードの高いドリフトを見せ、ひとり100点オーバーを記録。最後の走行で単走優勝を決めた。