3~4日、インタープロトシリーズの最終大会が富士スピードウェイで行われ、プロフェッショナルシリーズでは平手晃平(TAO Racing)とロニー・クインタレッリ(ララパルーザ)が優勝を分け合い、チャンピオンには中山雄一(MS☆S Syn駆Racing)が就くこととなった。

 4年目のインタープロトシリーズも、これが最終大会。ポイントリーダーとして臨んだ中山雄一は、あと6ポイント獲得すれば、悲願の王座が手に入る状況となっており、ここまでの勢いからすれば、第7戦のうちに決めてしまうことも決して不可能ではないと思われた。

 しかし、その中山が予選で6番手に留まってしまう。というのは、マシンをシェアするジェントルマンドライバーが直前の予選でコースアウトし、チンスポイラーを損傷。応急措置で走らねばならず、空力バランスが乱れていたためだ。「セクター1とセクター3は負けていないのに、セクター2で離されてしまいました」と中山は悔しそうに語る。

 そんな中山とは対照的に笑顔を見せたのが安田裕信(RSS・インタープロト)で「昨日から調子が良く、それなりに走れたという感じです。今回から走り方を改善してみた効果もあったんでしょう、IPSでは初ポールです」とコメント。2番手には平手がつけ、これにクインタレッリと佐々木大樹(B-MAX・インタープロト)、そして石浦宏明(INGING MOTORSPORT)が安田からコンマ2秒の僅差で続いていた。

安田裕信(RSS・インタープロト)
安田裕信(RSS・インタープロト)
インタープロトに参戦する平手晃平(TAO Racing)と松田次生(J-Gear 8 TAO)
インタープロトに参戦する平手晃平(TAO Racing)と松田次生(J-Gear 8 TAO)

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