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投稿日: 2016.04.13 00:44
更新日: 2016.04.13 00:51

全日本F3鈴鹿テスト:山下が午前、午後ともトップタイムをマーク


国内レース他 | 全日本F3鈴鹿テスト:山下が午前、午後ともトップタイムをマーク

 全日本F3選手権の第3回合同テストが4月12日、鈴鹿サーキットで行われ、午前、午後のセッションとも山下健太(ZENT TOM’S F312)がトップタイムをマークした。

 富士、岡山と合同テストが行われてきた全日本F3は、この鈴鹿テストが開幕前最後のテスト。前回の岡山からはさらに1台増の合計15台が参加した。週末に岡山国際サーキットでスーパーGT第1戦を戦った千代勝正、佐々木大樹、ヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)、FIA-F4第1ラウンドを戦った阪口晴南(HFDP RACING F312)など岡山でレースを終えたばかりのドライバーも参加している。

 迎えた12日の天候は、朝9時の走り出しこそ快晴だったものの、午後に向けて少しずつ曇り空に。午前の走行では、終盤に向けてタイムが上がっていき、各車終盤の10分でニュータイヤを投入したが、残り5分というところでF3-Nの片山義章(Petit Lemans Racing F306)がスプーンでコースアウトしたため、赤旗終了となった。

 午前のトップタイムは、山下の1分52秒053。次いで序盤スポット参戦予定の佐々木の1分52秒478となった。上位はトムス、B-MAXの5台が占め、TODA RACING、HFDP RACINGが続く順位となった。

 午後は15時から2時間という走行。コンディションが悪化していたため、タイムは午前ほど縮まらずに走行が展開されたが、16時過ぎに200R付近で牧野任祐(TODA FIGHTEX)のマシンから白煙が上がる。牧野車からは火も出たが、すぐに消しとめられた。ただ、オイル処理のために長めの赤旗が提示されている。

 その後は赤旗なくセッションは進み、終盤にはトムス勢がタイムを縮めることに。最終的に山下が午前に続き1分52秒148をマーク。坪井翔(ZENT TOM’S F314)が2番手につけ、トムス勢が開幕前のテストをワン・ツーで終えた。

佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)
佐々木大樹(B-MAX NDDP F3)

全日本F3第3回合同テスト 鈴鹿サーキット 総合タイム

Pos No Driver Team/Car Engine Session1 Session2
1 36 山下健太 ZENT TOM'S F312 トヨタトムスTAZ-31 1'52"053 1'52"148
2 21 佐々木大樹 B-MAX NDDP F3 フォルクスワーゲンA41 1'52"478 1'52"774
3 23 千代勝正 B-MAX NDDP F3 フォルクスワーゲンA41 1'52"492 1'52"804
4 37 坪井翔 ZENT TOM'S F314 トヨタトムスTAZ-31 1'52"574 1'52"745
5 22 J.マーデンボロー B-MAX NDDP F3 フォルクスワーゲンA41 1'52"952 1'52"767
6 2 石川京侍 TODA FIGHTEX 戸田TR-F301 1'52"807 1'53"421
7 7 阪口晴南 HFDP RACING F312 ホンダMF204D 1'52"850 1'53"151
8 8 大津弘樹 HFDP RACING F312 ホンダMF204D 1'53"047 1'53"698
9 12 牧野任祐 TODA FIGHTEX 戸田TR-F301 1'53"268 1'53"802
10 3 三浦愛 EXEDY B-Max Racing F312 トヨタトムスTAZ-31 1'54"946 1'55"882
11 28 山口大陸 タイロク・エクシード 28号 トヨタトムスTAZ-31 1'55"002 1'56"089
12 78 F3-N 片山義章 Petit Lemans Racing F306 トヨタトムス3S-GE 1'58"964 1'57"010
13 30 F3-N DRAGON B-Max Racing team F308 トヨタトムス3S-GE 1'58"095 1'58"665
14 9A F3-N 廣田築 アルビレックス・レーシング・チーム トヨタトムス3S-GE 1'59"489 2'01"081
15 5 F3-N A.ヤン Hanashima Racing F306 トヨタトムス3S-GE 1'59"710 2'00"573
16 9B F3-N 岡崎善衛 アルビレックス・レーシング・チーム トヨタトムス3S-GE No Time 2'07"577

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