更新日: 2017.04.01 12:34
ハースF1代表、ノーポイントに終わった開幕戦を悔やむ。今季の目標は信頼性の向上
参戦2年目となるシーズンの序盤でポイントを貯めるチャンスを逃したことを嘆く一方で、アルバートパークでのマシンのペースは、今後もチームが得点の機会に恵まれる可能性があることを示しているとシュタイナーは考える。
「マシンは本来の性能を見せた。各チームの実力が明るみに出て、誰がどのレベルにあるかが見えるようになった。セットアップでしくじる可能性があるとはいえ、概してマシンにはスピードがある」
「我々には優れたアップデートの計画があるので、前向きな気分でいる。私はただ逃したチャンスにいらだっているだけなんだ。6位や7位でのフィニッシュが、簡単に実現するところだった。簡単に手にできたはずのチャンスを、最後まで問題を起こすことなく掴み取らなければならなかったんだ」
デビューイヤーだった昨シーズン、ハースは29ポイントを獲得したが、そのうちの22ポイントは最初の4戦で得たものだった。ところが、チームはシーズンが進むに従って順位を落としていく。2017年の目標は、どのサーキットでも安定した速さと高い信頼性を発揮することだとシュタイナーは言う。
「信頼性を高めることの方が、速度を求めるより簡単だと思っている。我々にはすでにスピードがある。そのスピードを、どのコースのどんな場所でも、昨シーズンよりも安定的に出す必要がある。今季はそれが可能だと考えている」
「繰り返しになるが、我々には信頼性も必要だ。最速のマシンを持っていたとしても、壊れてしまったらポイントを稼ぐことは不可能だ」
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