F1第3戦中国GP 予選トップ10ドライバーコメント
F1第3戦中国GPの予選トップ10入りを果たしたドライバーたちが予選日を振り返った。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ニコ・ロズベルグ 予選=1位
今年初めてのポールを取ることができて嬉しい。いつだって最前列からスタートするのがベストだからね。その機会をつかむことができて喜んでいる。
もちろんルイス(・ハミルトン)のマシンが壊れたのはいいことじゃない。彼とポールポジション争いができなくて残念だった。チームとしてこのトラブルについて調査する必要がある。でも彼は明日、必ず戦って順位を上げてくるはずだ。
Q3最初のアタックではいくつかミスをした。でも最後のラップはすごくうまくいったね。それでもキミ(・ライコネン)も最後のラップでミスをしたって言ってたから、僕らのギャップは実際にはタイムシート上の数字ほど大きくないのだと思う。
金曜日にフェラーリ勢は僕らと同じレベルだったから、彼らが強敵になると考えてしっかり備える必要がある。
決勝では驚くような出来事が起こるかもしれない。チームによって戦略は様々だろうし、まだ道のりは長い。それでもマシンの感触はいいから、バトルを楽しみにしている。
ソフトタイヤでスタートできることが他のマシンに対するアドバンテージになるかもしれない。でも今の時点でははっきりとは分からないから、今夜じっくり分析してみるよ。
■レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=2位
去年よりもパワーユニットからより大きなポテンシャルを引き出せているのは間違いない。ここ2戦でそういう傾向があったし、ストレートでの他とのギャップが去年ほど大きくないんだ。そうはいってもウエットの予選でもないのにこの位置に立てるなんて思いもしなかった。ドライでフロントロウを獲得できるなんて最高にクールだね。
この髪型のおかげじゃないかって冗談で言われた。そうかもね。空力的によかったのかも。
ポジティブな要素としては、ニコ(・ロズベルグ)はソフト、僕らはスーパーソフトでスタートするということ。決勝スタートは面白くなるはずだ。フェラーリ2台と表彰台を賭けて戦いたい。新旧予選システムで競争力を発揮できているのはいいことだ。
1周の速さがこれだけあるなら、決勝ではかなりの競争力を見せられるはずだ。僕らは通常、決勝の方が(予選より)強いからね。
バランスがあまりよくなくて、フロントロウを争えるとは思っていなかった。でもQ3で速さを見つけた。スーパーソフトでうまく1ラップ決めるのは簡単じゃない。走るにつれてどんどんぼろぼろになっていくんだ。でも僕が路面を理解して、エンジニアが内圧やフロントウイングを調整してくれて、最終的にいいパッケージになった。
(Fox Sportsのインタビュアーから、チーム代表クリスチャン・ホーナーが「日曜に勝ったらリカルドは今の髪型をキープする」と言ったと聞いて)それは母が許してくれないよ! 僕の両親は面白いんだ。この髪型を見てタトゥーを入れた時より怒って叫んでいたんだよ!