投稿日: 2024.03.20 07:00
更新日: 2024.03.20 06:16
更新日: 2024.03.20 06:16
F1の収益は約25%増加の一方、チームへの分配金はわずか5%の増加にとどまる。前CEOとのコンコルド協定交渉が一因
Grandprix.com
Translation: AKARAG
2023年のF1の収益は32億ドル(約4812億円)を超え、このスポーツのビジネスがこれほどの伸びを享受したのは初めてであることが公式文書で明らかになったが、出場している10チームの分配金総額は前年から大きく変わっていない。最新のコンコルド協定によりスライド制が導入されているからだ。
F1自身の発表によると、昨年の総収益は32億2200万ドル(約4844億円)で、前年の25億7300万ドル(約3869億円)と比べて25%近く増加した。さらに、営業利益も2億3900万ドル(359億円)から3億9200万ドル(約589億円)へと64%の大幅な増加を記録し、同社の事業戦略の効果を示した。