投稿日: 2017.04.09 11:00
更新日: 2017.04.08 19:27
更新日: 2017.04.08 19:27
FIAが新F1コクピット保護デバイス案を提示も、ドライバーたちは視界悪化を懸念
AUTOSPORTweb
Translation: Michiyo Lim/AKARAG
トロロッソのダニール・クビアトは「(シールドは)完全にハロというわけではないけど、(雨ではただでさえ)何も見えないんだから視界という点ではさらに悪化するだろうね」
「ただ汚れるだけだよ。僕はあのプロジェクトを信用していない」
ハースのロマン・グロージャンは「(ドライバー間で)まったく違う2つの意見がある。ある者はハロをできる限り早く採用してほしいと思っているし、逆に何も欲しくないと言うドライバーもいる」と語った。
「僕のフィードバックはシールド、エアロスクリーン、そしてハロの全部に反対だ」
「F1は今、あるべきところに戻ったんだ。本当にクールでアグレッシブなクルマにね。作り上げたばかりのものを壊すようなものを付けたくない」
FIAはコクピットで頭部を保護するなんらかの方式を2018年に導入すると発表したが、それがどのタイプになるのかはいまだ合意に達していない。
4月30日までは過半数の賛成票でFIAのテクニカルレギュレーションが変更でき、それ以降は各チームからの満場一致の支持が必要となる。
導入についてチーム間で意見の相違がある場合、満場一致の指示が得られなくてもFIAは安全上の観点からコクピット保護デバイスの導入を推し進めることができる。
1 2
この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています