更新日: 2017.04.08 14:57
フェラーリがワン・ツー【タイム結果】F1第2戦中国GP フリー走行3回目
2017年F1第2戦中国GPのフリー走行3回目が4月8日に行われた。気温22℃、路面34℃、ドライコンディションのなか行われたセッションは、フェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。
天候不良によってフリー走行1回目が赤旗中断、フリー走行2回目が中止されたため、多くのチームとドライバーにとってフリー走行3回目が実質的に今週末最初の走行機会となった。
昨日とは打って変わってドライコンディションで行われたこのセッションでは、多くのチームが貴重な走行時間を有効活用するために2台のマシンでそれぞれ別のプログラムを行った。
そんななかセッション序盤に突然メルセデスのバルテリ・ボッタスのマシンからTウイングが脱落。スチュワードはメルセデスに修復を命じず、チームも走行時間を無駄にしないよう、修復しないまま走行を継続させた。
路面にラバーが乗り切っていないなかまずアタックラップを行ったのはフェラーリのキミ・ライコネン。スーパーソフトタイヤで1分34秒519を記録し、早速昨年のポールタイムを0.9秒塗り替える。
連続してチームメイトのセバスチャン・ベッテルもタイムアタックを敢行。ライコネンよりも1秒以上速い1分33秒336を記録する。
続けざまにライコネンもタイムを更新し、ベッテルまで0.053秒差まで肉薄。
セッション終盤にはメルセデスの2台もスーパーソフトでアタックラップを行うもフェラーリ勢には及ばず。首位ベッテルから0.371秒遅れの1分33秒707でボッタスが3番手、0.543秒遅れの1分33秒879でルイス・ハミルトンが4番手タイムを記録した。
なお、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンはそれぞれ17番手と19番手となっている。
Pos. |
No. |
Driver |
Team |
Time |
Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | 1’33.336 | 20 |
2 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 1’33.389 | 19 |
3 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 1’33.707 | 26 |
4 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1’33.879 | 25 |
5 | 19 | F.マッサ | ウイリアムズ | 1’34.773 | 23 |
6 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1’34.946 | 20 |
7 | 3 | D.リカルド | レッドブル | 1’35.092 | 23 |
8 | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | 1’35.182 | 24 |
9 | 30 | J.パーマー | ルノー | 1’35.192 | 21 |
10 | 55 | C.サインツJr. | トロロッソ | 1’35.223 | 24 |
11 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 1’35.449 | 22 |
12 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 1’35.521 | 22 |
13 | 11 | S.ペレス | Fインディア | 1’35.626 | 20 |
14 | 8 | R.グロージャン | ハース | 1’35.680 | 22 |
15 | 26 | D.クビアト | トロロッソ | 1’35.804 | 23 |
16 | 31 | E.オコン | Fインディア | 1’35.811 | 24 |
17 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | 1’35.912 | 17 |
18 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 1’36.063 | 25 |
19 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 1’36.221 | 21 |
20 | 36 | A.ジョビナッツィ | ザウバー | 1’36.705 | 24 |