更新日: 2017.04.21 11:40
ハミルトン「どうしても前みたいに快適に走れない」:メルセデス土曜コメント
2015年F1アブダビGPの土曜予選で、メルセデスのルイス・ハミルトンは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム
ルイス・ハミルトン 予選=2位
週末を通して全体的にマシンに苦労しているんだ。問題を解決するために大きく変更したけれど、まだ快適に走れる状態になっていない。今夜はやれるだけのことをやった。でも単純にニコ(・ロズベルグ)の方が速く、Q3でいい仕事をした。だから彼の方が最終的にいいラップを走ったことにはさほど驚いていない。
最近僕の予選は完璧にうまくいっているとはいえないけれど、ポールではないところから3回優勝につなげている。だからまだチャンスはあるよ。ここはセクター1でついていくのがかなり難しいのは確かだけどね。
明日はいいスタートをして、そこから前に出られるよう全力を尽くすよ。ファンが熱心に応援してくれているし、44勝目を挙げる可能性はまだある。明日それを目指して頑張る。
シンガポールの問題で、セットアップが変更された。
僕らはマシンを変えたが、それが大きな効果を発揮しているとは僕には思えない。鈴鹿以降、マシンが厄介になってきた。努力を重ね改善を図っているけれど、鈴鹿とその後、アドバンテージを失った。
エンジニアはマシンが遅くなったはずはないと言うが、速くなっていないことは確かだ。僕は前の状態に戻れずにいる。チームが以前の状態に戻したがらないからだ。
マシンの何が変わったのかは分かっている。自分好みのバランスが見つけられないのはなぜなのか、それを突き止めようとしている。シンガポールの前には、予選でニコに0.3秒から0.6秒の差をつけていた。バルセロナは別としてね。そのアドバンテージが今は失われてしまった。片方がすごくよくなって、もう片方がその逆になったように僕は感じる。