投稿日: 2016.02.07 13:52
更新日: 2016.03.08 15:40
更新日: 2016.03.08 15:40
警戒を強めるメルセデス「ホンダも大きな脅威に」
Kenji Mizugaki
ホンダの挑戦について、コーウェルはこう語っている。「彼らはやや準備不足のまま参戦し、公衆の面前で何が足りないかを学ばされる形になったが、彼らの確固たる意志は少しも揺らいでいない。そして、意志が揺らいでいないことに関しては、マクラーレンも同様だ。マクラーレンのデータ主義のアプローチがいかに有効であるかは、我々もよく知っている。彼らはそれをフルに活用して、かなり大きな進歩を実現してみせるだろう」
V8時代の終盤、レッドブルのエンジンサプライヤーとして選手権4連覇に貢献したルノーも、新しいV6ターボでは数多くのトラブルを抱え、メルセデスに遅れを取ってきた。彼らは今季から再びワークスチームとしてF1に参戦する道を選んだが、人材とリソースを充実させるには時間がかかることを理由に、少なくとも向こう2年間は大きな成功を期待しないと明言している。
だが、コーウェルはルノーにも警戒が必要と考えているようだ。「ルノーの決意が固いことも間違いない。彼らはこれまでよりずっと深くF1に関与する姿勢を示している。パワーユニットのサプライヤーという立場にとどまるのをやめ、ワークスチームを再編成してきたことが、その何よりの証拠だ。今年は良い意味で話題にはこと欠かないシーズンになるだろう」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています