投稿日: 2016.04.23 13:17
ロズベルグ、エンジンパワーに劣るレッドブルの速さに驚き
Translation:Akane Kofuji
F1タイトル獲得に向けて躍進中のニコ・ロズベルグは、中国GPでのパフォーマンスを受けて、今やレッドブルは「手強いライバル」だと考えている。
上海でのレース以前は、ポテンシャルを見せつけたフェラーリがメルセデスの主なライバルであると思われていた。しかしフェラーリは中国においてもペースを生かし切ることができず、予選でのミスや1周目に起きたセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンの接触事故などの隙をついて、レッドブルが輝きを見せた。このレースではダニール・クビアトとダニエル・リカルドが3位と4位を獲得。予選2番手を獲得し、トップを走行しいていたリカルドは無情にも3周目にパンクに見舞われた。
「レッドブルは驚きだった。彼らは予選でもレースでも近いところにいた。けれどレッドブルはそれでも(予選では)0.5秒ほどの差があったので、僕らはフェラーリの方を同じレベルのライバルと考えていた。でも彼らは大きく前進していて、エンジンパワーが僕らほどではないことを考えると驚きだった。今では彼らは間違いなく、手強い相手だ」とロズベルグは語る。
メルセデス・モータースポーツのトップであるトト・ウォルフもまた、レッドブルの進歩を評価している。2014年のベルギーGP以来、レッドブルは勝利を手にしていない。
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています