投稿日: 2017.05.02 16:55
更新日: 2017.05.02 17:03
更新日: 2017.05.02 17:03
パーマー、F1ロシアGPのクラッシュでグロージャンを非難。「頭を使ってほしい」
AUTOSPORTweb
Translation: Michiyo Lim/AKARAG
レース後に残ったフラストレーション
最初の周回で起こったクラッシュは、両ドライバーにとってそもそも困難だった週末の、最後の仕上げとなってしまった。
パーマーの問題はFP2でのエキゾーストのトラブルから始まった。このトラブルによってマシンが焼けたため、夜どおしのシャシー交換作業が必要となった。FP3のスタートでは不可解なエンジンパワーのロスに見舞われ、ルノーは予選に向けてパワーユニットの交換を余儀なくされたが、パーマーはそれも予選Q1でクラッシュさせている。
全体的に走行時間が不足していたパーマーは「これまで、毎週末がこんな感じだったと思う。家に戻ってリセットし、バルセロナではもっと強くなって復活するよ」と語った。
グロージャンもまた、フリー走行の間は苦戦を強いられた。走行ペースはチームメイトのケビン・マグヌッセンを下回り、良いマシンバランスを探り出すこともできなかった。さらにはQ1で発生したパーマーのクラッシュの影響を受け、タイムの更新も不可能だった。このためグリッド後方からのスタートを余儀なくされ、埋め合わせのチャンスを失ったことに不満を漏らす。
「大きく期待を膨らませてレースに臨んだんだ。チームと自分自身が成長するため、予選で何が起きて、何がもっとうまくできたのかを理解しようとしていた。レースに向けては、本当に前向な気持ちでいたんだよ」
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この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています