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投稿日: 2016.04.25 21:08
更新日: 2016.04.25 21:10

メカUPDATE:メルセデスのノコギリ状リヤウイング


F1 | メカUPDATE:メルセデスのノコギリ状リヤウイング

開幕3連勝を飾ったメルセデス。フェラーリやレッドブルだけでなく、同じメルセデスのパワーユニットを搭載するチームとの差を見れば、車体も優れていることは間違いない。

中国GPでは、リヤウイングのメインフラップ上端をノコギリ状にギザギザとなったタイプを投入。2本の長いストレートを持つ上海で、効率の良いダウンフォースを手にしていた。

メルセデスは開幕前のテスト時からマルチ・スリット形状のバージボードを採用。実は、ノーズ下のターニングベインにもマルチ・スリットを採用している。

 

メルセデスのターニングベイン

 

これらのアイデアはテストから登場しており、他チームも確認済みのはず。それなのに、なかなかコピーできないのは、なぜだろうか。メルセデスの、あるチームスタッフは、こう言って笑う。

「もともと我々とライバルたちの空力コンセプトが異なるからだろう」

現行の技術規定で3シーズン目に突入した2016年。まだまだメルセデスの優位は揺るいでいないようだが、今後どう変化していくのか。


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