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投稿日: 2017.05.20 06:32

リバティ・メディア“悪名高い”コンコルド協定に代わる新パートナーシップを計画


F1 | リバティ・メディア“悪名高い”コンコルド協定に代わる新パートナーシップを計画

 キャリーは、F1が拡大することで最終的に全員に恩恵がもたらされると分かれば、各チームは彼のビジョンと共通の利益への取り組みに同調してくれると確信している。

 一方でキャリーは、既存の文化を変えることは簡単ではないということも承知している。

F1新会長のキャリーと前会長のエクレストン
F1新会長のキャリーと前会長のエクレストン

「我々のやっているのは、コース上で競争する者同士がパートナーとして協力し、このスポーツの将来についてビジョンを共有し、そうすることで得た利益を分かち合おうと話すことだ」とキャリー。

「このスポーツは歴史的に自チームの利益だけを考え、互いに駆け引きをしているようなところがある。そうしていると1+1が“1.5”になってしまう」

「もし全体で協力し、何が皆にとって正しい方向性なのかを見つけ出すことができたら、1+1が“3”にもなり得る」

「それこそが私たちの目標だ。このスポーツの非常に変わった面を持つ文化を新しいものに作りかえたいんだ」

「この変化を心から歓迎する動きがあり、今のところ私は良い感触を得ている」

「長きにわたって埋め込まれてきた文化を変えるのに時間がかかるのは疑問の余地がない。しかし、これは長期にわたる健全な関係を築き、両者が恩恵を受けることができるようになる変革のチャンスだと考えている」


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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