投稿日: 2017.06.28 07:00
更新日: 2017.06.28 10:54
更新日: 2017.06.28 10:54
【あなたは何しに?】ハイテンションなインタビュアーは元GP2チャンピオン
Masahiro Owari
ところで、なぜ元GP2王者がインタビューセレモニーに来たのか。じつはGP2のタイトルを獲得した後、ロータスのリサーブドライバーを務めていたバルセッキは、同時にスカイ・スポーツ・イタリアでピットレポーターも務めていた。
その経験から、その後、F1と同様GP2シリーズもポディウムセレモニーでインタビューを開始すると、GP2に詳しいバルセッキがそのインタビュアーを務めることとなった。
このポディウムセレモニーや予選後のセレモニーでのインタビュアーは国際映像を統括しているFOMが決定するのだが、アゼルバイジャンGPの予選セレモニーでその大役に抜擢されたのが、バルセッキだった。
「昨日(金曜日)の夜にFOMから打診があったんだ。F1のセレモニーは初めてだけど、F1ドライバーの多くはGP2時代から知っている仲間だし、いつもパドックで話をしているから、特別なことは何もないよ」と、初めてのF1のセレモニーの印象を語ったバルセッキ。
さっそく、翌日(日曜日)のF2のポディウムセレモニーにも登場し、ハイテンションなインタビューをトップ3ドライバーと繰り広げていた。
ちなみにバルセッキはF1ドライバーになる夢はあきらめたが、レースはまだ続けている。
「オートクロス(自動車競技の一種。モトクロスの四輪車版で、いわば自動車によるクロスカントリーレース)をやっているんだ。今度オートクロスのヨーロッパ選手権に出るよ」
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