スパイからの手紙／ルノー2017年ドライバーが内定？

事件はサーキットの外でも起きている。もちろんサーキットの中で起きているのは言うまでもない。水面下で蠢いているチーム、ドライバー、グランプリにまつわる未確認情報を『F1速報』から依頼を受けたスパイが独自に調査。送られてきた報告書を公開する。

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RENAULT：早くも2017年シートの噂

お金だけじゃないサードドライバー
有望な若手はオプション権でも確保

ルノーのレーシングディレクターに就任したフレデリック・バスールはF1では新顔だ。しかし、レースの世界で幅広い人脈を持つ彼は、すでにルノーF1チームにとって重要な存在になっている。

メルセデスの契約下にある有望な若手エステバン・オコンが、別の自動車メーカーのワークスチームのサードドライバーに起用されたことを不思議に思われたファンも多いと思う。実は、この契約もバスールとトト・ウォルフの間に友人としての信頼関係があったおかげで成立したものなのだ。

フランスの消息筋によると、ルノーはオコンに対するオプション権を持っており、今年の9月15日までにメルセデスが彼にF1のシートをオファーしなかった場合は、ルノーが2017年のフルタイムドライバーとして契約できるという。メルセデスがオコン起用を見送り、ルノーがオプションを行使した場合、ケビン・マグヌッセンかジョリオン・パーマーどちらかは1年で放出されることになる。

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