更新日: 2016.05.16 10:37
ヒュルケンベルグ「マシンから出火。アップデートのチェックができず」:Fインディア スペイン日曜
2016年F1スペイン決勝で、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグはリタイア、セルジオ・ペレスは7位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
ニコ・ヒュルケンベルグ 決勝=リタイア
また完走できなくてがっかりだ。最初はクルマの後部から少し煙が出ているのが見えて、やがて炎が見え始めたので、急いでコースサイドにクルマを停めるしかなかった。
ポイントを争えるチャンスを逃してしまっただけでなく、レースコンディションでアップデートしたマシンについて学ぶ機会を失ったという意味でも残念だよ。
レースでは物事が思うように行かない時期があるものだけど、元気を出して信じ続ければ、運のめぐりは遅かれ早かれ変わってくる。それに、この週末にはポジティブなこともいくつかあった。アップデートによってクルマは確実に進化したし、今後もパフォーマンスは向上し続けると思う。これからも努力の手を緩めずに、次のレースではもっと速くなれるようにしたい。
セルジオ・ペレス 決勝=7位
とてもいいレースだった。今日僕らが望めた限りでは、最高の成績を獲得できたと思う。すごく速いクルマの何台かを抑え込めたし、1周目の(ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの)アクシデントを生かして、かなりのポイントを持ち帰ることができた。
最後の3ラップはフェリペ(・マッサ)の追撃に耐えなければならなかった。僕はもうずいぶん使い込んだタイヤを履いていて、彼が背後から迫ってきたんだけど、何とかポジションを守りきれたよ。僕にとっては、これが今日唯一のバトルだったと言ってもいい。
あとはほとんどが単独走行だったので、タイヤを守りながら走っていたことが終盤での防戦に役立った。戦略が良かったおかげで、ハースを追い越せたし、僕らが決して得意とはしていないこのコースでこうした成績を挙げることができたのだと思う。