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投稿日: 2017.09.26 12:17

【今宮純のキャッチポイント】F1マレーシアGPはスコール襲来時のタイヤチョイスが重要な要素に


F1 | 【今宮純のキャッチポイント】F1マレーシアGPはスコール襲来時のタイヤチョイスが重要な要素に

■キャッチポイント1
 メルセデス勢が3年間セッション1位を独占、それはセクター1と3の“ストレートラインタイム”による。昨年の予選では、マックス・フェルスタッペンとリカルドがセクター2で2位ロズベルグ以上のタイムを記録。だが、ハミルトンに僅差で及ばなかった。ここセパンもやはり、この高速コーナリングエリアが“ホットセクター”になる。

■キャッチポイント2

2017年F1第14戦シンガポールGP ベッテル、フェルスタッペン、ライコネンがスタート直後に接触

 前戦で大敗フェラーリ、母国メディアに叩かれ、ベッテルは批難を浴びた。動揺してはいけないこの一戦、チーム内が平常心で臨めるかどうか。首脳陣は引き締めていきたい。今のSF70Hは、高速コーナリングで敵に引けはとってはいない。となれば、2本ストレートに振り向けた”空力バランス“。レッドブルはセクター2、フェラーリはセクター1と3、そこを注視してみたい。

■キャッチポイント3
 いたずらなスコールがやってきたウエットの予選ポールポジションタイムを振り返ると、15年ハミルトン1分49秒834(インターミディエイト)、14年ハミルトン1分59秒431(ウエット)、13年ベッテル1分49秒674(インターミディエイト)。もし、前戦シンガポールGPの決勝でふたりが序盤の水中戦を争っていたら、どうだったか。その前イタリアGPのウエット予選では8位に沈んだベッテル、ちょっと気になるが……。


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