投稿日: 2016.05.17 07:00
更新日: 2016.05.17 02:10
更新日: 2016.05.17 02:10
GP topic:敵陣を訪れたフェラーリのトップ、ドライバーおよび代表交代の噂を否定
Text : Masahiro Owari
F1スペインGP決勝日の午前中、カタルニア・サーキットのパドックでは、ある人物の登場を多くのメディアが待っていた。フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネである。
マルキオンネがサーキットを訪れると、イタリアのメディアをはじめ、多くの関係者が取り囲むこと自体は珍しいことではない。フェラーリの場合はチームスタッフですら右往左往する事態となる。
そのマルキオンネが、スペインGPではフェラーリのモーターホームを出たあと、メルセデスのモーターホームへ向かったものだから、大群をなしたメディアがフェラーリからメルセデスへ移動する形となった。
メルセデスのモーターホームでマルキオンネを待っていたのは、ニキ・ラウダ非常勤会長、エグゼクティブディレクターのトト・ウォルフ、そしてダイムラーCEOのディーター・ツェッチェだった。4人の会談は約30分ほど続き、マルキオンネがメルセデスのモーターホームから出てきたところで、ようやくメディアは彼をつかまえることに成功した。
1 2