投稿日: 2017.10.08 22:17
更新日: 2017.11.07 11:48
更新日: 2017.11.07 11:48
3戦連続のトラブルで信頼性を喪失したフェラーリ、日本GP鈴鹿もハミルトンに完敗【F1決勝分析】
Jun Imamiya
14年19戦16勝、15年19戦16勝、16年21戦19勝、そして今年16戦10勝。PU時代になってから<75戦61勝>。ハミルトン自身も61勝目、めでたし、めでたし。
マレーシアGPを1-3、ここ鈴鹿で2-3フィニッシュ、2戦連続ダブル表彰台はレッドブル・ルノー(TAGホイヤー)PUは初めて。開発初期からしばらくの間、信頼性でもパフォーマンスでも苦渋を味わった彼らもようやくここまできた。
だからではないが今現在、信頼性を喪失してしまっているフェラーリはショック、CS中継でもその一語しか出なかった。06年予選Q2であのレコードを叩き出したシューマッハーもレース中、37周目にエンジントラブルに倒れている。
フェルナンド・アロンソのルノーに執拗に追われ、プッシュし続けなければならなかったのが原因の一つと言われた。ジャン・トッド率いるこの時代、フェラーリは絶対の信頼性を誇った。それだけに決勝でエンジンを壊したのは異例な事態、「00年フランスGP以来の6年ぶりのショック」と、中継で申し上げたのを思い出す。
――レコードが生まれた鈴鹿、ショックだった鈴鹿に<伝説・第29章>が刻まれた。
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