投稿日: 2017.11.07 13:00
【今宮純のキャッチポイント】戦闘力の向上が著しいレッドブル、F1ブラジルGPでPP奪取なるか?
Jun Imamiya
キャッチポイント1
去就が注目されていたフェリペ・マッサが、自ら4日に「今季限りで引退」を表明した。“解雇”されるかたちではなく、チーム側も彼に配慮したのだろう。これが母国グランプリラストラン、昨年リタイア後に感情的になっていた彼は、実は涙もろい。イベントの合間に主催者側がセレモニーを企画するか? マッサが去ったままだと、18年シーズンはブラジル人ドライバー不在となる。1969年以来のことだ。
キャッチポイント2
見どころは、もうひとつの“三つ巴戦”だ。6位トロロッソ(53点)対7位ルノー(48点)対8位ハース(47点)。“6点差”だけに、お互い逆転射程圏内にひしめいている。シンプルに言えば、7位入賞で6点ゲット、中間チームのチャンピオンシップはまだ終わらない。
キャッチポイント3
コンストラクターズ4位までが確定。そこで気になるのは、フォース・インディアの“チームオーダー問題”。いつでも、どこでも、コース上で競合し合うセルジオ・ペレスとエステバン・オコンの内戦情況が続いている。昨年、ペレスはブラジルGPで自己最高の4位、オコンもマノー8戦目にシーズンベストの12位と健闘。どのチームメイトよりも熱いふたりのフリーバトルがここから解禁?