更新日: 2017.11.29 12:18
初のハイパーソフトでライコネン最速。クビカも順調、アロンソはクラッシュ/F1アブダビテスト1日目
テスト初日にトップタイムを記録したのはフェラーリのキミ・ライコネン。午前中にクイックラップを走り、この日のトップタイム1分37秒768をマーク。午後には長めのランに取り組んだ。テスト2日目にはセバスチャン・ベッテルが登場する。
2位にはレッドブルのダニエル・リカルドが1分38秒066で続いた。翌日にはマックス・フェルスタッペンがステアリングを握る予定。
2017年チャンピオンであるメルセデスのルイス・ハミルトンが1分38秒551で3位。W08での最後の走行を行ったハミルトンは、新ハイパーソフトについてポジティブな感想を述べている。29日にはバルテリ・ボッタスがテストを引き継ぐ。
4位はハースのロマン・グロージャン。1分39秒270をマークしたグロージャンは、12人中最多の137周を走行している。
ウイリアムズのランス・ストロールが5位に続いた。ウイリアムズは午前から昼過ぎにかけてクビカ、夕方からストロールを走らせた。
2011年にラリーのクラッシュで重傷を負って以来、F1から遠ざかっていたクビカは、今年ルノーでF1マシンをテスト、続いてウイリアムズの2014年マシンで2回テストを行った後、今回のテストに臨んだ。初めて2017年型FW40で走行したクビカは、この日、順調に100周を走行、1分41秒296の自己ベストタイムを唯一ソフトタイヤで記録し、全体の9位となった。ウイリアムズはテスト2日目は午前にセルゲイ・シロトキン、午後に再びクビカを走らせる。クビカはストロールの来季チームメイト候補として最有力とみられている。