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投稿日: 2016.07.24 15:20
更新日: 2016.07.24 15:21

F1ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント


F1 | F1ハンガリーGP予選トップ10ドライバーコメント

■スクーデリア・フェラーリ
セバスチャン・ベッテル 予選=5位

 5位には満足していない。もっといい結果が出せたはずだからだ。
 最初はめちゃくちゃだったけど、それを切り抜けた後、マシンのパフォーマンスはよくなった。午後に向けて改善したのに、残念ながらそれを示すリザルトを出せなかった。ペースはあったのに、いいラップを走ることができなかったんだ。
 
 悔しいよ。終盤、とてもうまくいっていて、0.5秒縮めていたんだ。そしたらイエローフラッグが出ていて、足止めをくったけど、その後もプッシュし続けた。そしたらひどいトラフィックに出くわした。時々そういうことはあるものだけど。
 

2016年第11戦ハンガリーGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
2016年第11戦ハンガリーGP セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)

 でも明日、表彰台を戦える速さがあると思っている。いいスタートを切って、そこから上を目指したい。長いレースになるから、何が起きてもおかしくない。それに、僕らはだいたいレースペースの方が優れているからね。
 
 普通は全員が最速の戦略を選ぶものだけど、それでも何かできることはある。何かうまくやれるチャンスが訪れたら、僕らのチームにはそれができる人材が揃っている。彼らを信頼しているよ。
 
(Q3終盤のトラフィックについてF1iに対して語り)フェアじゃないよ。最後にイエローが出てたんだけど、(その後)ジェンソン(・バトン)がどいてくれなかった。そのせいで大量に時間を失い、そのラップをうまく締めくくることができなかった。
 
 彼は寝てたんじゃないかな。(イエローフラッグの後も)プッシュし続けているドライバーがいるってことを考えてもいなかったんだろう。だから彼はペースを落とし、その後、ピットに戻った。
 
 ターン12の入口で彼はどいてくれなくて、ターン13でようやく気付いてどいたんだけど、そのころには僕は大量に時間を失ってしまっていた。最終コーナーだけプッシュしたって意味がない。こういうことがなければ、余裕でトップ3に入れた。がっかりだよ。
 
 FP3の後でマシンに変更をしたら、それがうまくいった。すごくいい状態になってきていたんだ。なのにそれを結果につなげることができなかった。

■スクーデリア・トロロッソ
カルロス・サインツJr. 予選=6位

 なんて予選、そしてなんて結果だ……とても良い気分だよ! 本当のことを言うと、FP3でのペースからは、Q3進出もままならないと思っていたんだけど、予選になったら全てが好転した。
 
 マシンに乗った時のフィーリングもずいぶん快適になったし、雨と涼しいコンディションが助けになったのは間違いない。僕のキャリアのなかで、たぶん最も厳しい予選だった。走るたびにタイヤのチョイスや、どのラインを取るか、路面のどこがドライでどこがまだウエットなのかという判断をしなければならなかった。タイヤも冷やしたり、かと思ったら温めないといけなかったし……本当に、とても難しかった!
 
 でも僕らは毎回、良いタイミングで正しい位置にいられて、全セッションを切り抜けることができた。そして、明日に向けて素晴らしいポジションで終われたんだ! レースでも、予選でのフィーリングを維持できることを願っている。


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