「リカルドは完全復活」とレッドブル喜ぶ
レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーは、ハンガリーGPでの表彰台は、ダニエル・リカルドにとって自信を取り戻すと重要なきっかけになると語った。
スペインGPでの戦略ミス、モナコGPのピット作業の遅れと、不運が続いたリカルドであったが、ハンガリーではセバスチャン・ベッテルに競り勝ち3位を獲得、今季2度目の表彰台を獲得した。
リカルドは目覚ましい成長を見せるチームメイトのマックス・フェルスタッペンを相手に、決勝ではここ6戦のうち4戦で後塵を拝していた。
「ダニエルにとって、(ハンガリーGPは)自信を取り戻すという意味で重要なレースになった」とホーナー。
「週末を通して彼は非常に好調だった。彼の今回のパフォーマンスには大変満足している。彼にとって最高のレースになり、シーズン後半戦に向けて自信を深めるきっかけになるはずだ」
「ダニエルは前半戦はことごとく運に見放されていたが、シーズンを通してみれば不運ばかりに偏るはずはないのだ」
ホーナーはキミ・ライコネンの猛追に耐え抜き5位を獲得したフェルスタッペンも賞賛し、ふたりのドライバーのライバル意識をポジティブなものと考え、それがコンストラクターズランキングで2位に位置するフェラーリとの差を埋める手助けになると話す。
第11戦終了時点で、レッドブルはフェラーリにわずか1点差に迫った。
「彼らは互いに激しく戦っている。チームメイト同士としては理想的だ」とホーナー。
「相手を攻め立てることでレベルがさらに上がるし、チームとしてはそれは極めて健全な状態だと考える」
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