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投稿日: 2018.02.27 15:49

マクラーレンF1『MCL33』は2017年の教訓を生かし開発。「スッキリと見えることを重視」


F1 | マクラーレンF1『MCL33』は2017年の教訓を生かし開発。「スッキリと見えることを重視」

「パワーユニットの変更というのは大変なことだ」と、ゴスは認める。

「エンジン前後のマウントは、どのマニュファクチャラーも同じでなければならないとレギュレーションに書いてあるが、それでも決して楽な仕事ではない」

「エンジンのレイアウト、基本的な構成が、以前のものとは大きく異なっている」

「ルノーのレイアウトには、エンジン本体を前寄りにできるというアドバンテージがある。ただ、その代わりに、エンジン後部にはターボのコンプレッサーがあって、アウトレットパイプを前方に取り出さなければならないが、それがパッケージングに悪影響を及ぼさないように注意を払った」

「シャシーの後端、ギヤボックスのベルハウジング周辺、リヤサスペンション、冷却系のレイアウトは新たに設計し直す必要があった。その仕事をやり遂げるために、かなりハードな2週間を過すことになった」

「だが、それはある程度まで覚悟していた。エンジンが変わる可能性は予想できたからだ」

「いよいよ切羽詰まってきて、とにかく任務を遂行しなければならないとなった時、みんながこれほどの短時間でやるべきことをやり遂げたのには驚くほかなかった」

「そうした努力の結果として、本当にきれいに整ったパッケージングソリューションが完成した。特にギヤボックスとリヤサスペンションの担当設計者たちは、与えられた時間内で全てを設計し直すという、信じられない仕事をしてくれた」


この記事は国内独占契約により 提供の情報をもとに作成しています

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