投稿日: 2016.07.30 16:17
更新日: 2016.07.30 16:21
更新日: 2016.07.30 16:21
ルノーが来季ドライバーにペレスを指名、Fインディアやウイリアムズと争奪戦へ
Translation:Akane Kofuji
ルノーは数年以内のタイトル獲得を目標に掲げている。F1における自動車メーカーの存在を鑑みると、メルセデス、フェラーリ、そして独立系ではあるがレッドブルとの戦いに多くを注ぎ込むことになるだろう。ルノーには十分な予算があるとはいえ、タイトル獲得のために、ペレスが持ち込む金銭的なサポートは喜ばしいものだ。
ペレスがナンバーワンとして契約すれば、ルノーは現在リザーブのエステバン・オコンにシートを与えることもできる。メルセデスの育成ドライバーであるオコンはルノー内部で高い評価を受けており、チームは2017年のシート獲得をバックアップしている。だが、現レギュラーのケビン・マグヌッセンまたはジョリオン・パーマーとのコンビでは、来シーズンさらなる前進を遂げるには力不足との懸念があった。
オコンについては、マノーのリオ・ハリアントが資金不足のためシートを喪失するという噂があり、その後任にオコンがマノーに加入して残り9戦を戦うことになれば、ずいぶんと懸念は解消される。
ともあれ、ルノーは夏の間にペレスとの契約を完了させたい意向で、ペレスにとっても第一候補のようだ。また、ウイリアムズもペレスの後援者と話し合いを持ったと言われている。ルノーはウイリアムズと、さらにはフォース・インディアとペレス争奪戦を演じることになりそうだ。
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