投稿日: 2018.03.14 07:30
更新日: 2018.03.14 07:41
更新日: 2018.03.14 07:41
開幕戦に強いトロロッソと信頼性を確保したホンダPUで入賞も現実味/今宮純のF1チーム採点
Jun Imamiya
■フォース・インディア ☆3
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タイムは伸びず周回数も8番目。セッティングをいじる時間を費やした割には、正解が見出せなかったと解釈するのが妥当だ。セルジオ・ペレスの表情は固くエステバン・オコンもそう見える。開幕序盤に向け、彼らは現有戦力で烈しい中間チーム戦線に向かわざるを得ない。
■ウイリアムズ ☆3
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正直に公式コメントする人、パディ・ロウが言った。「今年のマシンを理解するには時間を要する」と。
テスト担当ロバート・クビカも言葉を選びながらとても“慎重な”コメントをこぼす。でも若いふたりに託すしかない古豪チーム、支えるのはロウやスメドレーのベテランたちだ。『マッサ・ロス』の影を開幕まで引きずらないといいが。
■ルノー ☆4
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中間チームのなかではふたりのタイムペースがほぼイーブン、それが際立つ。つまりそれだけ質の高いデータが揃うわけだ。この安定したコンビ力をフルに活用していければ、第2集団先頭の有力候補に。ワークスとしての地力がさらに整備されつつある。