投稿日: 2016.02.24 11:34
更新日: 2016.03.17 11:36
更新日: 2016.03.17 11:36
2017年のF1新規定「現状より3秒速いF1」に合意
Translation:Kenji Mizugaki/AUTOSPORTweb
現行のルールでは、2017年のレギュレーションは今月末までに決めることになっている。しかし、具体案の詰めにはある程度の時間が必要であることを考慮して、今年は期限を4月30日まで延長することも決まった。
今後は、決められた目標を達成しながらタイヤの安全性も確保して2017年を迎えられるように、今季のうちに最終的なテスト計画を練り上げることが、すべての関係者の課題となる。
4月30日への期限延長は、将来のエンジンレギュレーションの最終案にも適用される。先月、4つのエンジンマニュファクチャラー(メルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダ)は、2018年から現行の1.6リッターV6ターボ・ハイブリッドのカスタマーチームへの供給価格を年間1200万ユーロに抑えることで合意したが、これに先立って現在の供給価格も毎年100万ユーロずつ下げることになるようだ。
さらにエンジンに関しては、2019年から各ドライバーがシーズン中に使えるパワーユニットの数が現在の規定より1基減らされるかもしれない。現在、各ドライバーがペナルティを受けずに使えるのは、年間20戦以下の場合には4基まで、今年のように21戦以上であれば5基までとされている。
このほか、レース中の燃料消費量規定の緩和についても話し合われたが、これは一般社会に「誤ったメッセージを送る」ことになるとの理由で否決された。
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