【ブログ】ガスリーの2歳年下ながらすでに貫禄十分のフェルスタッペン/F1中国GP現地情報
F1バーレーンGPに続いて連戦となる中国GP、どんよりとした曇り空のなか、今回もムッシュ柴田氏が現地の様子をお届けしていきます。
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今シーズン初めての2連戦。おまけにバーレーンと上海は数千kmも離れてますから、移動も大変です。他の日本人メディアの面々同様、僕も月曜日にバーレーンを発って、火曜日昼過ぎに羽田着。翌朝には羽田に逆戻りして、上海へと向かいました。でも自宅に一泊できただけでも、全然疲れ方が違うんですよね。
水曜日から泊まっているホテルは、サーキットまで徒歩40分ほど。周囲には町工場とか電気部品屋さんとかが軒を連ねる、上海の蒲田みたいな雰囲気の界隈です。もちろん観光客など皆無。
労働者諸君で賑わう食堂に行って、この店の名物らしき料理を注文してみました。汁なし担々麺みたいな感じですが、見た目の百倍辛かったです。でも美味しかった!これで、300円弱だったし。
ホテルの部屋からは、サーキットが臨めます。手前はゴルフ場ですね。数年前に比べると空気はきれいになった気がしますが、それでも着いた日はかなり視界が悪く、走るのは止めました。
翌木曜日も、どんより天気です。ダニエル・リカルドがアストンマーチンにゲストを乗せて、気持ち良さそうにサーキット走行してる間、
FIA会見にはこの二人が登場しました。
バーレーン4位入賞のインパクトはかなりのもので、今や「来季はレッドブルに昇格か?」なんて声も聞こえます。もしそれが実現したら、この二人がチームメイトになるわけです。つい最近までは、「来季はマックス・フェルスタッペン&カルロス・サインツJr.コンビ」と言われてたんですけどね。それにしてもこの二人、ピエール・ガスリーが22歳で、フェルスタッペンが20歳なんですが、どちらが貫禄あるかといえば、まちがいなく右側ですよね。F1の濃密な経験が、10代の若者をあっという間に成長させたんでしょうね。