更新日: 2018.05.13 07:02
ハートレー「1cmのミスで人生最大のクラッシュ」。決勝出場目指し、トロロッソ・ホンダはマシン修復とパワーユニット交換に追われる
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 予選=出場せず
クラッシュの衝撃はかなり激しかった。通常どおり、ターン9入口で縁石に乗ったのだが、ほんの1、2cm行き過ぎ、芝生部分にタイヤを落としてしまったことで、あっという間にマシンがスピンした。
FP3でマシンの感触は良かったし、セッション終盤のランもクリーンなものではなかったので、タイムシートに記録されているラップタイム(17番手タイム)は僕らの本当のペースを示すものではない。
明日に向けてポジティブでいるように努めようと思う。今日はしっかりと睡眠を取り、気持ちを切り替えて決勝に臨む。昨年トロロッソは最後尾からスタートしてポイントを獲得したので、それを目標にする。不可能なことなんて何もないよ。
あれほど大きな衝撃を受けたのは初めてかもしれない。こんな大きなアクシデントは久しぶりだった。筋肉が少し痛む。首のあたりに痛みがあるんだ。でも脳震とうは起こさなかった。どの程度のGだったのかは分からない。明日も痛みはあるだろうけど、決勝を走るのには何も問題ないよ。クラッシュのことはあまり考えず、決勝で順位を上げていくことに気持ちを集中させる。
(F1.comのインタビューで語り)大クラッシュだったから、首と頭が少し痛む。衝撃はかなり激しかった。でもチームの皆は明日の決勝に向けてマシンを直そうとしてくれている。僕自身は問題ないよ。走行できる状態だ。
シャシーにダメージはなかったようだ。それは本当によかった。決勝に間に合うように修理してもらえるはずだ。
スローモーションのように感じた。マシンが減速しているように感じたんだ。でも実際には(高速で)後ろからウォールに衝突した。だから衝撃がいつ来るのか、予想できず、心の準備をしていた。楽しい経験とはいえないね。