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投稿日: 2018.05.14 11:08
更新日: 2018.05.14 11:42

トロロッソ・ホンダF1密着:つかんだ手応えを1周目のアクシデントで生かせず


F1 | トロロッソ・ホンダF1密着:つかんだ手応えを1周目のアクシデントで生かせず

2018年F1第5戦スペインGP決勝 ブレンドン・ハートレー

 ハートレーは30周目に12番手までポジションを上げるが、ここで作戦を変更。33周目にピットストップして、2ストップ作戦でポイント獲得を目指した。タイヤを交換して、前との差を徐々に詰めていったハートレーだったが、ソフトタイヤに履き替えた後、ペースが上がらなかったマーカス・エリクソン(ザウバー)をなかなかオーバーテイクすることができない。

 62周目の1コーナーでようやく抜いたときには前方にいたランス・ストロール(ウイリアムズ)とシャルル・ルクレール(ザウバー)は数秒先まで遠のいており、12位でフィニッシュした。

 チェッカーフラッグを受けたハートレーは、直後にマシンをコース脇に止めた。田辺TDによれば、「テレメトリー上に異常が確認されたためで、深刻なものはありません」と言う。

「苦戦したここ数戦のレースで学んだことを生かして、スペインGPは戦える状態になっていたとチームも感じていた」と言う田辺TD。しかし、土曜日にハートレーが自らクラッシュ。日曜日にはガスリーがもらい事故。

 巡ってきたチャンスを逃してしまったスペインGPのトロロッソ・ホンダだった。


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