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投稿日: 2016.08.11 10:00
更新日: 2016.08.11 12:02

【フェラーリ凋落を問う(1)】開幕戦のポテンシャルはどこへ──独創性を欠いた今季のマシン


F1 | 【フェラーリ凋落を問う(1)】開幕戦のポテンシャルはどこへ──独創性を欠いた今季のマシン

 ミハエル・シューマッハ、ジャン・トッド、ロス・ブラウン、それにロリー・バーンがフェラーリの中心を支配していた時代が終わってから、チームは組織内で人材を育成し、昇進させようとする体制にシフトした。これによりチームの中に連続性が生まれ、フェラーリは2007年と2008年にコンストラクターズ・タイトルを獲得。しかし、その翌年から赤い跳ね馬の勢いは衰えていく。

 フェラーリにまったく競争力がなかったとまでは言わないが、今では2台のマシンは常に新リーダーであるレッドブルの後塵を拝すことになった。そんな状況でも、当時フェラーリのドライバーだったフェルナンド・アロンソは2010年と2012年にドライバーズ・タイトル獲得まで、あと一歩というパフォーマンスを見せた。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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