投稿日: 2018.05.24 11:17
F1モナコGP水曜会見:追突事件から1年が経過し、ベッテルとハミルトンの関係も改善中
Masahiro Owari
それを横で聞いていたモナコ出身のルクレールは、少し複雑な心境でこう述べた。
「僕はガールフレンドがいるから、この件に関してはあまりしゃべらないほうがいいかな。それと今週末は、これまでのようにグリッドキッズも招かれていて、僕のいとこが来るんだ。僕が言えることは、グリッドキッズとグリッドガールがともに参加する今回のアイディアが素晴らしいということかな」
その後、ベッテルに「ハミルトンがメルセデスと来年の契約をまだ結んでいませんが、もし彼がチームメイトなるとしたら、あなたは歓迎しますか?」という質問が飛ぶ。
ベッテルは「それは僕に聞くことじゃないよ」と答えると、隣にいたハミルトンは「彼(ベッテル)には拒否権があるから、それ(ハミルトンのフェラーリ入り)はないな」と返す。
すると、ベッテルは「そんなことないよ。本当に僕はチームメイトがだれかなんて気にしていない。もちろん、キミ(・ライコネン)との関係には満足しているけどね」とフォローを入れるも、ハミルトンの攻撃は止まらない。
「僕たちの関係は以前よりもずっと良くなっていると思うんだけどなあ」
もちろん、これはハミルトン流のジョークなのだが、昨年のアゼルバイジャンGPの追突で亀裂が入った2人。その関係が、約1年経過して、かなり良くなっていることをうかがわせる会見だった。
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