投稿日: 2018.06.02 07:00
更新日: 2018.06.01 19:58
更新日: 2018.06.01 19:58
次戦カナダGPで大規模アップデートを持ち込むハースF1、新スペックのフェラーリPUにも期待
AUTOSPORTweb
Translation: Yasuo Miyake/AKARAG
ハースはまた、新スペックとなるフェラーリ製パワーユニットにも期待を寄せている。ただし、その進化は最小限にとどまるようだ。
「すでに高度に開発されてきたエンジンなので、アップグレードは小規模になるだろう」とシュタイナー。
「大幅な進化を望むのは難しいが、フェラーリがアップグレードするときには実際にパワーも増強されてきた」
モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットは、ブレーキへの影響が大きいコースとしてよく知られているが、これはチームにとっても、そしてこれまでマシンのブレーキング性能に満足できたことの少ないロマン・グロージャンにとっても難題だといえる。
シュタイナーは、70周を走るカナダGPでマシンのブレーキング性能を維持し続けるためには何が必要なのか、以下のように説明した。
「寿命の長いブレーキを使うことだ。普通よりもブレーキングで劣るかもしれないが、レースを最後まで戦うためにはより長い寿命が求められるのだ」
「それから、オーバーヒートさせないための冷却も行なわなければならない。オーバーヒートしてしまったらゴールまでたどり着けない」
「良いブレーキのパッケージとは、一貫性のあるものだ。ブレーキが次にどう作動するか、常に予測することができる」
「今年のマシンにはそれがある。ふたりのドライバーに聞いても、ブレーキに満足していると答えるだろう。コーナーでのブレーキングでどうなるか、彼らは身をもって分かっているからだ」
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